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ブラニフエアライン*伝説の航空会社

                                          2004年 東京に遊びに行った時、渋谷パルコにて開催されていた展示会

『ブラニフインターナショナル・エキスポ』

1960〜70年代を全盛に活躍した航空会社で、

1982年に就航停止して以降もなお、伝説のエアラインとして人気があるブラニフの、復刻展示・オリジナル商品の販売などの博覧会だった。

小学生の時に、あるコラージュ(collage)を見てカッコイイな〜と思って以来、アートや写真に興味を持っていた。

特にグラフィックが好きで、ブラニフ展のフライヤーはとても目を引いた。

ブラニフ航空は1928年の設立後は普通のエアラインとして拡大成長、

競争が激化する中で、1965年に就任した社長と、広告主任らが、

飛行機とアーティストのコラボという、大改革を行った。

飛行機×新進気鋭のアーティストたち。 

スチュワーデスの制服*エミリオ・プッチ

テキスタイルなどトータルデザイナー*アレキサンダージラルド

キャッチコピーが

THE END OF PLAIN PLANE  さよなら、退屈な飛行機。 

もう最高です。

後にも先にも、こんなにファンキーな出来事ないでしょう。

飛行機・航空会社のブランド化 です。平たく言うと。

しかもヴィジュアルイメージ&クリエイティブのレベルが高すぎです。

日本の航空会社でも、ときおり新・制服がニュースになることがありますが

ブラニフに関しては、ロビー・チケット・座席・子供用トランプ・コースター。。。

ひいては飛行機本体!!

に至るまで、一流アーティストがデザイン。

フライヤー 裏1

フライヤー 裏2

いや、『デザイン』とは本来こういうこと。

機能美や快適さ、全体の世界観、遊び心、カラーイメージ全てをクリエイトする。

これだけ劇的なデザイン戦略ですぐ思いつくのは、

『GUCCI』byトムフォード くらいですね。。私には。

エキスポ当時は、女子No. 1人気のコスメブランド『RMK(RUMIKO)』が

開催記念コラボの限定コフレも登場。※⇧写真左から2番目

このパルコの展示会では、当時現存していた貴重なアイテム(マッチやコーヒーについてくるシュガー、タグなど)写真や、このエキスポのために、二人のアートディレクターによってデザインされた復刻グッズの数々が並べられていました。

ブラニフエキスポ 会場

今、あの頃に行けるなら…飛行機のミニチュア模型とアルバム!!買うんだけどな〜〜〜

この時買ったマグカップが超お気に入りだったけど、割ってしまったんだよな。。

このエキスポ後にも、ステーショナリーの会社や、トラベルグッズなどなど

ブラニフのイメージで商品が作られていますが、再現性としてはこのエキスポが当然

素晴らしかったです。

トラベラーズノートで有名なメーカーの、ステッカーなどもよくできています。

航空会社がとびっきりオシャレって素敵です。

こんなクリエイティブでファンキーなこと、どこかの会社でやらないかなあ。。

タクシーとか! 船。。ホテルまるごととか!楽しいと思うんだけどな。

参考


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