ブラニフエアライン*伝説の航空会社
- Satoe Kaneki
- 2017年11月4日
- 読了時間: 3分
2004年 東京に遊びに行った時、渋谷パルコにて開催されていた展示会
『ブラニフインターナショナル・エキスポ』

1960〜70年代を全盛に活躍した航空会社で、
1982年に就航停止して以降もなお、伝説のエアラインとして人気があるブラニフの、復刻展示・オリジナル商品の販売などの博覧会だった。
小学生の時に、あるコラージュ(collage)を見てカッコイイな〜と思って以来、アートや写真に興味を持っていた。
特にグラフィックが好きで、ブラニフ展のフライヤーはとても目を引いた。
ブラニフ航空は1928年の設立後は普通のエアラインとして拡大成長、
競争が激化する中で、1965年に就任した社長と、広告主任らが、
飛行機とアーティストのコラボという、大改革を行った。
飛行機×新進気鋭のアーティストたち。
スチュワーデスの制服*エミリオ・プッチ
テキスタイルなどトータルデザイナー*アレキサンダージラルド
キャッチコピーが
THE END OF PLAIN PLANE さよなら、退屈な飛行機。
もう最高です。
後にも先にも、こんなにファンキーな出来事ないでしょう。
飛行機・航空会社のブランド化 です。平たく言うと。
しかもヴィジュアルイメージ&クリエイティブのレベルが高すぎです。
日本の航空会社でも、ときおり新・制服がニュースになることがありますが
ブラニフに関しては、ロビー・チケット・座席・子供用トランプ・コースター。。。
ひいては飛行機本体!!
に至るまで、一流アーティストがデザイン。


いや、『デザイン』とは本来こういうこと。
機能美や快適さ、全体の世界観、遊び心、カラーイメージ全てをクリエイトする。
これだけ劇的なデザイン戦略ですぐ思いつくのは、
『GUCCI』byトムフォード くらいですね。。私には。
エキスポ当時は、女子No. 1人気のコスメブランド『RMK(RUMIKO)』が
開催記念コラボの限定コフレも登場。※⇧写真左から2番目
このパルコの展示会では、当時現存していた貴重なアイテム(マッチやコーヒーについてくるシュガー、タグなど)写真や、このエキスポのために、二人のアートディレクターによってデザインされた復刻グッズの数々が並べられていました。

今、あの頃に行けるなら…飛行機のミニチュア模型とアルバム!!買うんだけどな〜〜〜
この時買ったマグカップが超お気に入りだったけど、割ってしまったんだよな。。
このエキスポ後にも、ステーショナリーの会社や、トラベルグッズなどなど
ブラニフのイメージで商品が作られていますが、再現性としてはこのエキスポが当然
素晴らしかったです。
トラベラーズノートで有名なメーカーの、ステッカーなどもよくできています。

航空会社がとびっきりオシャレって素敵です。
こんなクリエイティブでファンキーなこと、どこかの会社でやらないかなあ。。
タクシーとか! 船。。ホテルまるごととか!楽しいと思うんだけどな。
参考
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